変質者???
出張中、ホテルの長期滞在で最も困ること、、、、それは
洗濯
近所にコインランドリーでもあればいいのですが、遠かったり雨が降っていたりするとコインランドリーまで行くモチベーションが湧きません。
シャツやズボンは多少お金がかかってもクリーニングに出してしまえば良いのですが、下着となるとそういう訳にはいかず、
洗濯洗剤を買ってきてバスルームでゴシゴシと、、、、
夜、寝る前に自分は何をやっているんだろう?とふと自問自答して虚しくなったりします。
今回、滞在したホテルにはクルー専用のランドリールームがあったので大助かり!
乾燥機まであったので、こまめに洗濯することができました。
ある日、洗濯しようとランドリールームに行くと
洗濯機の中に洗濯が終わった後の衣類が、、、、
訓練生の物だろうと思い、10分くらい待っていましたが誰も来ないので
仕方なく、衣類を別な場所に移動させようと洗濯機に手を入れた瞬間
後ろから女性の叫び声、
「ちょっと!私の下着さわらないでくれる!?」
振り向くと20才前後の若い白人女性が、、、、
「すいません」
何も悪いことしてないのに咄嗟に謝る自分
何だか気まずくなってソソクサと自分の洗濯物を抱えてランドリールームを後にしました。
なんだかもう、下着泥棒というか変質者というか、、、、そんな目で見られてるような被害妄想。
けどランドリールームを出て冷静になってみると
入り口に大きく「クルー専用ランドリールーム」の表示
滞在しているクルー(訓練生)は、おっさんだけ
なのに若い女性???
う〜ん、、、 誰だったんだろう?
もちろん洗濯物は洗いました、、、、バスルームで。
路線バスの旅
今回もボーイング社の訓練センターにあるシミュレーターをお借りしての新入社員訓練
ということで、ジェットスターアジアという航空会社を利用してシンガポールに到着しました。
イミグレーションを終え、ターミナルでダウンタウンにあるホテルに移動する手段を考えていると、案内のオバサンから「36番の路線バスで行けるよ」とのアドバイス。
「人のアドバイスは素直に受け入れなさい」という祖母の教えの通り
何も考えず、バス停にやってきた36番のバスに乗り込みました。
空港からと言えども、路線バスなので
通勤客や学生さん
が乗ってきたり、降りたり、、、、
なかなかダウンタウンに到着しません。
別に急ぐ旅でも無いので、渋滞にハマる路線バスに揺られながらのんびりと街を眺めること約1時間
見覚えのある風景が流れてきたので、ホテル近くでバスを降車
SUICAのようなプリペイドカード、ez-LINKで支払うと
1.8シンガポールドル (=約145円)
1時間バスに揺られて145円って、、、、
なんだかとっても得した気分
案内のオバサンに感謝した1日でした。
2月22日は竹島の日
ロンドンで食事会
納入されたばかりの真新しいB777に乗って訓練便でロンドンヒースロー空港まで。
いま働いている会社は新しい飛行機がどんどん納車?納機?されるので感覚が少しおかしくなっていますが、ピッカピカの飛行機は気持ちの良いものです。
ということで、訓練も問題なくロンドンに到着
ホテルに到着してぐっすり眠り、
朝起きると珍しく青空が広がっていたので、速攻で着替えてジョギングに行ってきました。
日曜日の朝ということで、道路も混んでいないし走りやすいな〜
気温も5度で乾燥しているのでそれほど寒さを感じないし。
途中、ジョギングを中断して着陸進入してくる飛行機のお腹を眺めていました。
ホテルに戻るとロンドンに滞在している他の便の機長から朝食のお誘いがあり、ホテル内のラウンジで一緒に朝食、、、
ラウンジでは我が社のA380のパイロット、A350のパイロット、そしてB787のパイロットが一緒に朝ごはんを食べていたので、そこに合流となり
ちょっとした「食事会」となりました。
1日に6便もロンドンに就航しているんです、、、今の会社。
他機種の機長や教官と話すことが滅多に無いので、朝から良いお話をたくさん聞いて、刺激を受けることができ充実したロンドン滞在となりました。
ということで、今日は午後から折り返し便。
そろそろ準備を初めます。
初めてのパタヤ
恐らくバンコクの発着枠が満杯なので、近くのパタヤに就航したのだと思いますが
バンコクから南にバスで2時間走ったところにあるリゾート地です。
今回は現地でお休みがあるノンビリとしたパターンなので
まるでバケーションに来ているみたい
ホテルに到着して、とりあえず着替えてビーチをジョギングしたら赤い砂浜でとても綺麗でした。
夜はウォーキングストリートと呼ばれる歓楽街を徘徊してきましたが
大勢の中国、韓国からの観光客で道路が塞がっていて思うように道を歩けない、、、
通りには所謂ゴーゴーバーと呼ばれるお店がたくさんあって、美しいタイ人女性やロシア人女性が強引な客引きをしていましたが、、、なんだか日本の温泉街を思い出してしまうのは私だけ???
2日間リゾート地でノンビリ、、、、こんな仕事なら毎月でも大歓迎です。
それにしても「パタヤ」と聞くとどうしても、その昔フジテレビで放映されていた
「笑う犬の冒険」のコント
パタヤビーチにようこそ〜
を思い出すのですが、、、、これ今放映したらいろいろな問題がありそうだな〜
FAA航空身体検査
教官任用訓練で教官訓練生右席、私が左席という変則的な編成でした。
今回、バンコクで少し時間があったので7年ぶりにFAAの航空身体検査を受験しようと思い、事前に調べてみるとホテル近くの
「バンコク病院」
でFAAの認定医師がいたので早速予約をとって行って来ました。
予約の電話をいれると
病院「MedXpressを終わらせてから来てくださいね〜」
私「何ですかそれ???」(゚д゚)?
MedXpressなんて聞いたこともありません。
詳しく聞いてみると、どうやらオンラインのアプリケーションのようで、、、
7年も経つと完全に浦島太郎状態です。
言われるがままに、FAAのウェブサイトからMedXpressにアクセスして必要事項を記入
全ての記入を終えると、確認番号が表示されるので
これを控えて病院に行って来ました。
病院に到着したら予想以上に近代的な大きな病院でビックリ
ちょっとした日本の大学病院くらいの規模です。
施設も新しくて清潔、、、、
昔からタイ政府は医療ツーリズムに力を入れていると聞いていましたが、なるほど納得って感じでした。
航空身体検査の検査機器も日本の航空身体検査で使っているものと全く同じ。
3時間位で全ての検査を終えて無事に航空身体検査証を受領して帰ってきました。
FAAの航空身体検査を取得したので、アメリカに行って久しぶりにプロペラ飛行機にでも乗ろうかな〜
職種変更
朝からフライトでプーケットに行く予定が、家を出る直前にスケジュール変更でシミュレーター訓練
頭の中はタイ料理だったのに残念、、、、
訓練は夕方からだったので、しばらくノンビリしてから訓練センターに出社
訓練生は自社養成の二人組でイエメン人とセイシェル人
何処かで見覚えのある顔だな〜
と思いながらブリーフィング開始しようとすると
セイシェル人訓練生「教官! 私のこと覚えていますか?」
私「うん、、、何処かで会った気がするんだけど、、、、」
セ「5年前に広州へのフライトで一緒に飛びました!」
私「一緒に???」
セ「当時はまだ客室乗務員だったんですが、日本人の機長が珍しくて、いろいろと話しを伺ったんです。」
私「お〜!!あの時の!」
セ「はい!」
私「、、、って覚えてないけど」(;´∀`)
どうやら客室乗務員からパイロットに職種変更したようです。
最近、多いな〜
客室乗務員からパイロットへの職種変更
仕事始めはバンコク
冬休みも終え、2018年の仕事始めでバンコクへ
今年も訓練がたくさん、、、初っ端から機長昇格訓練でB777の右席教官業務です。
既に副操縦士時代に何度かB787で一緒に飛んだことのあるフランス人の訓練生なので気心も知れていて、少しばかりリラックスしたフライトになりました。
今回のバンコク便は2泊ということで比較的スケジュールに余裕があったのですが、、、
行く先々で偶然にも現地在住の友人に出会い
旧交を深める、、、、というか飲み会続きの滞在となりました。
夜はナイトクラブに連れて行ってもらってストレス発散
翌日には、ばら寿司を食べに連れて行ってもらい
なんだか休暇なのか仕事なのかよく分からない滞在となりました。
いいな〜、、、、バンコク
いろんな意味で。
冬休み
初日の出ジョギングから冬休みに突入して
暖かいベトナムで9日間、ノンビリとした時を過ごして
リフレッシュして帰ってきました。
毎朝、ベトナムのお粥やフォーを食べて
午前中にジョギングして
昼寝、読書、、、、
あまりにもノンビリしすぎて、人生についていろいろと考えてしまいました。
久しぶりに聞いたミスチルで涙を流しながら、、、、
果てしない闇の向こうに oh oh 手を伸ばそう
癒えること無い傷みなら いっそ引き連れて
少しくらい はみだしたっていいさ
oh oh 夢を描こう
誰かの為に生きてみたって
oh oh Tomorrow Never Knows
心のまま僕はゆくのさ誰も知ることのない明日へ
あ〜、心のまま生きたいな〜
ということで、明日から現実に戻って仕事頑張ります。