転職理由
B777でムンバイへの訓練フライトのため出勤
訓練生のこれまでの訓練記録に目を通し、飛行計画を確認して飛行機に向かう途中、
後ろから追いかけてきた、知らない副操縦士に声をかけられました、
知らない副操縦士「機長、すみません、日本人ですか?」
私「はい、、、あなたは?」
副「私はブラジル出身なんですが、妻が日本人なんです。乗務機種は何ですか?」
私「777と787だよ、あなたは?」
副「A380なんです、もうすぐA380で機長昇格する予定です。」
私「お〜、それはおめでとう。」
副「機長になって経験を積んだら、ピーチに転職して夫婦で大阪に住みたいんです!そのために機長昇格訓練がんばります!」
私「マジっすか!?」(゚д゚)!
副「エアバスの経験があれば直接機長として採用してくれるみたいなんで〜」
私「いやぁ〜、、、、そうかもしれないけど、、、、」
まぁ、、、人それぞれ転職の理由はありますが
フルサービスエアラインで超大型機の長距離路線で機長昇格して、
そこから
LCCの小型機で短距離路線に転職
う〜ん、、、高低差ありすぎて耳キーンってなるわ。
がんばれブラジル人!
初めてのチェンマイ
少し前にタイのチェンマイにB787の直行便が就航したということで
初めて行ってきました、タイ第2の都市チェンマイ
と言っても、いつものように訓練便で24時間のレイオーバーなので弾丸ツアーですが、、、
ホテルにチェックインして仮眠した後、
とりあえずタイ北部名物料理のカオソーイをいただき
コシのある麺と乾麺のパリパリとした食感が新鮮でした。
食後、ジョギングで市内を周ろうと思いましたが、案の定歩道が整備されていないので早々に諦め、
市内を散策
なんだか日本の城下町の雰囲気で、市内のあちこちにお寺があり
とっても落ち着く町並みでした。
それにしても最近うちの会社
ダナン
ペナン
クラビ
と東南アジアのリゾート都市に相次いで新規就航させていますが
そのうち
シンガポール出張
半年ぶりにシンガポールにあるボーイング社の訓練センターに出張
B777のシミュレーターを使った新人パイロットの訓練なんですが
今回は新入社員のイタリア人機長とブラジル人副操縦士が担当です。
このイタリア人機長、、、エミレーツ航空とアシアナ航空で777の機長経験が豊富にあり、しっかり勉強もしているので訓練がとってもスムーズに進みます。
少し前までエミレーツ航空からうちの会社に転職してくるなんて考えられませんでしたが、最近のうちの会社の新入社員は半分がエミレーツ航空からの転職組だという話をしていました。
5日間の出張で毎日訓練で忙しい日々を送っていますが、
訓練の合間に日本貨物航空時代の同僚で現在はジェットスターアジアで飛んでいる友人と会ったり。
近々スクートからうちの会社に転職してくる友人と飲みに行ったり
とプライベートも充実しまくりの出張です。
久々に肉骨茶も食べることができて大満足
こんな出張なら大歓迎です。
沈まぬ太陽
ふとしたきっかけでAmazon Primeにあった
を見たところ、上川隆也氏の演技に引き込まれ毎日数話ずつ視聴しています。
皆様御存知の故山崎豊子氏が書かれた長編小説で、
週刊新潮に連載されていた頃に少し読み、
その後小説として出版された時に読み、
映画化された時にも見に行ったので、
自分にとっては既にお馴染みのストーリーなのですが、その時代や自分の経験によって同じストーリーでも感じ方が異なってきます。
昔ならカラチに飛ばされた場面で、会社に憤りを感じ主人公に同情してたのが
今では
カラチ勤務いいな〜
とか
テヘランで仕事してみたいな〜
とか
飛行機の就航してないナイロビ最高!
ヽ(゚∀゚)ノ うぇ──────ぃ♪
と感じる自分にちょっと驚き。
ペルシャ語もスワヒリ語も話せるなら現地で独立してビジネスを始めたら楽しいだろうな〜
と考える自分はやっぱり日本の企業で働くことは無理なんでしょうね、、、、
日本国紀
先月のボストン以降、特に仕事もなく、、、、
毎朝ジョギングして昼から読書してというノンビリとした生活を送っています。
しばらく仕事から遠ざかると、
みんな忙しそうに飛んでるのに、自分は本当にこんな生活でいいの?
と疑問に思ったり、罪悪感を持ったりするのですが
最近はそれも通り越して開き直っています。
ということで、冬休みに日本で買ってきた
「日本国紀」
を読んで日本史の復習をしています。
高校生の頃、理数系だったので自分の日本史に関する知識は
中学1年生程度、、、
こんな歴史の教科書があったら、学生時代もっと歴史に興味を持っただろうなぁ
再びボストン
休暇気分を引きずらず、先月に引き続きボストンへ、、、
今回は訓練便じゃないので気が楽でした。
前回はハーバード、MITとジョギングで大学めぐりをしたので
今回は港方面にジョギングで行ってきました。
朝の気温マイナス3度!
町を流れるチャールズ川が完全に凍っていました。
氷面に反射する朝日、、、、幻想的な風景を眺めながら川沿いを港に向かって走ります。
ボストン海軍工廠に到着
USS Cassin Youngが係留されていました。
その隣には、USS Constitution号
船を眺めた後、ホテルに戻りシャワーを浴びてクインシーマーケットへ、、、
友人のススメでマーケット内にある
Boston Chowda Co.
に行って、クラムチャウダーとロブスターロールを頂いてきました。
プリプリのロブスターと濃厚なクラムチャウダー、、、、あまりに美味しいのでボストンに住んだら頻繁に食べて痛風になりそうです。
冬休み終了
怒涛の年末年始のフライトを終え、1月3日から日本の実家に帰り
少し遅い正月をのんびりと過ごしてリフレッシュしてきました。
日本滞在中、近所のAEONを散策していたら無印良品でちょうど良いサイズのバッグを見つけ、、、
もちろん衝動買い
787のピンを付けてちょっとクルー感を出してみました。
長距離路線に乗務する際、休憩室に持っていくパジャマ、スリッパ、iPad、ノイズキャンセリングヘッドホン等を入れるのにピッタリのサイズ。
ファスナーも付いてるしとっても使い勝手が良さそうです。
来週、再びボストンへのフライトがあるので早速使ってみます。
明日から仕事に復帰、、、、マニュアルをアップデートして、会社のメールを確認して、また忙しい日々が始まります。
マッサージ
ダナンで朝からジョギング、昼から歩いて市内観光に行き
今日はよく歩いたなぁ〜、と思ったところにマッサージ屋さんが!
立ち寄ってみると足マッサージが14ドルというので、お願いしたのですが
いきなり椅子を倒され
顔マッサージが始まりました、、、、
あれ?
私「いや、、、顔じゃなくて足マッサージ、、、、」
お姉さん「顔マッサージも込みだから安心して!」
途中で止めるのも何だし、されるがまま寝ていると
顔マッサージが終わって、顔がヒンヤリ、、、、、
私「何ですかこれ?」
お姉さん「野菜」
私「何の野菜?」
お姉さん「・・・」
私「・・・」
私「ちょっと写真を撮ってくれない?」
ということで、
キュウリでした。
この後、丁寧に足のマッサージもしてもらったのですが
終わったら顔がつぅるぅうんつぅるぅうん
すごいな〜、キュウリパワー
あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます!
本年も引き続き当ブログをよろしくお願い致します。
m(_ _)m
初めてのダナン
初めての街3連チャン、最後はダナンです。
いや〜、今月は初めてのところばかり飛んでよく働きました。
ということで今年の飛行納め、B787で訓練便じゃなくノンビリとしたフライトでした。
あいにくベトナム中部は雨季らしく、到着時は雨だったのでホテル近くのバーで飲んで就寝
朝起きたら曇り空だったのでジョギングに行ってきました。
考えてみたらホーチミン、ハノイと何度も訪れていますがベトナムでジョギングは初めてかも?
ホーチミンもハノイも交通量が多く歩道が整備されていないのでジョギングに不向きなので、、、、
その点、ダナンは町を流れるハン川沿いが整備されていて走りやすい。
市内観光を兼ねて軽くジョギングした後は
朝食にベトナム中部の麺料理
ミークワンを頂きました。
名古屋の「きしめん」みたいな感じで、さっぱりして美味しかったです。
初めてのボストン
新人副操縦士の訓練便で初めてのボストンへ
タイミングが悪く到着時は嵐が吹き荒れる天気でしたが、無事に到着
サミュエル・アダムスのビール工場に行って美味しいビールを飲もうと思っていましたが、残念ながら外は雨と風が吹き荒れていたので予定をキャンセルしてホテルで大人しく過ごしました。
翌朝、少し早めに起きて外を見ると雨が止んでいたので市内観光を兼ねてジョギングへ、、、
朝のハーバードビジネススクール
市内には大きなチャールズ川が流れているのですが、川沿いは遊歩道が整備されていてとっても走りやすい街です。
ボストン市図書館
故ブッシュ大統領の追悼だと思うのですが、ボストン市内の国旗はすべて半旗となっていました。
気持ちよくジョギングを終え、ランチはせっかくなので
「Summer Shack」でロブスターサンドとクラムチャウダーを頂いてきました。
ロブスターサンド・コネチカットスタイル
ロブスターもクラムチャウダーも濃厚な味付けでとっても美味しかったです。
さて、、、年末まで仕事続きで今日はこれから
初めてのパリでクリスマスイブ
そしてその後、
初めてのダナンで年越し
と初めての街、3連チャンです。