FLIGHT LOGBOOK

パイロットの日記

          最近の出来事

          2019.07.01 初めてのマラガ

          2019.03.06 初めてのチェンマイ

          2019.02.17 初めてのバーミンガム

          2018.11.14 初めてのイスラマバード

          2018.07.12 初めてのハイデラバード

          2017.06.05 B777資格再取得




航空関連

EFB

777ではオプションでの装備でしたが、787では標準でEFB (Electrical Flight Bag)というものがコックピットに装備されています。この画面に電子化された航空機のマニュアル、チャート(エンルート、アプローチ)、離着陸性能計算、単位換算、エアポートマップ…

耐空性改善命令

4月19日、FAA(アメリカ連邦航空局)が正式にボーイング社の787のバッテリー改善案を認可しました。 これをもってFAAは来週にもAD(Airworthiness Directive:耐空性改善命令)をボーイング社に伝え、ボーイング社が各国の航空会社にSB (Service Bulletin…

バックグラウンド その2

シミュレーター訓練のパートナーのイギリス人副操縦士(34歳)とカフェテリアでランチをとりながら雑談私「ここの前はどこの会社で働いていたの?」副操縦士「インドネシアのライオンエアーでB737NGに乗務していたよ、ジャカルタに2年くらい住んでいたん…

バックグラウンド その1

引き続きシミュレーター訓練今日は珍しくボーイング社の教官が担当60歳くらいのアメリカ人のおじさんで、アメリカ空軍のF5、T38、C130に乗ってその後North West AirlineでB727、DC10、B747に乗務した飛行時間2万時間以上のベテラン先生。30年以上、教官…

HUD (Head Up Display)

アメリカやヨーロッパではB777とB787は共通資格となっているので、一つのライセンスで2機種操縦することができます。共通資格ということで当然、操作性や手順(通常、緊急状態)がほぼ同じです。 そんななか、大きく異なるところがパイロットと飛行機のイン…

時差ぼけ

マニラフライトから3週間、787の訓練のためフライトが無いので朝起きて夜に寝る生活。。。v(。・ω・。)♪ とっても体調が良い! いや〜やっぱり人間って規則正しい生活をしなければなりませんね。1日3食、少しジムに行って運動して気晴らし 日本に設置したSlin…

飛行機の写真

なにげに飛行機の写真を「Airliners.net」で見ていたら、なんと偶然にも1月に飛んだ成田へのフライトの着陸シーンが掲載されていました。ログブックを広げて機体の登録記号を確認すると、やっぱり自分のフライト。。。 自分の操縦する機体の写真ってなかな…

Limitation and Memory Item

パイロットは操縦する機種が変わるたび、これだけは完璧に記憶しておかなければならないものってのがあります。その航空機の運用制限と緊急手順一般に「Limitations」と「Memory Items」と呼ばれています。 記憶力の良い人には特に苦にならないのでしょうが…

バッテリー

今年の初めから運航停止になっている787、、、、やっと運航再開の明かりが見えて来たようで、今日は会社で新型バッテリーの説明会がありました。ボーイングからチーフパイロット以下、そうそうたる面々がその説明会のために来社し2時間の説明の後は質疑応答…

安全阻害行為

一年一回の定期訓練の一つで「Safety and Emergency Procedure」の授業を受けてきました。授業の中でお客様による安全阻害行為(機内迷惑行為)の話になり、過去に機長として乗客に「禁止命令」を出したことがあるか?という質問がありました。 考えてみたら…

思い出に残る就航地

パイロットなら誰にでも思い出に残っている土地ってのがあると思うのですが、ここマニラは私にとって想い出深い土地です。まだエアラインパイロットになる以前、初めての海外出張がマニラJALWAYSで在来型747に乗務していた時のラストフライトがマニラ夏場は…

Company Minimum

たまにですが、友人や知人がこんな話をします、「この前、成田空港までA航空を使って行ったんだけど、風が強くてさ〜着陸できなくて出発地までまた戻って来たんだよ。その後ろを飛んでいたB航空は着陸してたから、きっとB航空のパイロットの方が腕がいいんだ…

定期審査

パイロットとして半年に1回の行事、「定期審査」が無事終了。2日間に及び口述審査とシミュレーターによる技能審査が行われました。ここのところフライトが少ないので比較的余裕をもって準備ができました、しかしながら毎回審査を受けた後に思うのです 「い…

燃料削減

今日は珍しく訓練センターで授業を受けてきました。テーマは「Fuel Optimization」睡魔との戦いだ〜って思いながら授業に参加したところ、 過去10年でジェット燃料の値段が4倍になっているだとか、当社は1便あたり1分の燃料(B777で100kg)を節約すれば…

居眠り。。。

センセーショナルな見出しのニュースが、、、 操縦中にパイロット熟睡、原因は「ホテルのエアコン」 1年以上前のインシデントがどうしてこの時期に出てきたのか疑問ですが、適切に睡眠をとっていても、それまでの勤務による蓄積された無意識下での疲労が原…

意思決定 その2

2月22日のブログで航空会社の意思決定の遅さについて書きましたが、今朝こんなニュースが流れていました。 「B787の運航停止で支援措置」 これにより、運航停止期間中は定期路線審査の代わりに口述審査を実施し、知識を維持するための座学訓練 + シミュ…

先入観と偏見

バンコクへのフライト飛行中、コックピットに飲み物や食事を持って来てくれる担当の客室乗務員が入って来ました。とても美しい女性で、あまり見かけない顔つきだな〜?肌の色が白くて、目は大きく、ほりが深い、、、どこの国の人だろう???なんて思いなが…

意思決定

海外の航空会社で働いていて感じるのは、日本の航空会社との意思決定のスピードの違い過去に働いていた日本の航空会社は組織の大小に関わらず、極めて意思決定が遅かったです。 決して意思決定が早い=良いことではありませんが、現場で働く従業員としては組…

貨物専用機

危険物のお話のついでに貨物機のお話を。ごくたま〜に競走馬の輸送時に調教師を乗せたり、絵画の輸送時にエージェントを乗せたり、レースカーの輸送時にレーススタッフを乗せたりするので、荷主様を乗せるための座席がコックピット後方についています。その…

何かが足りない?

バンコクからの帰りのフライトコックピットに入り、書類や安全装備を確認した後に座席に着くと 「何かが足りない」(;・∀・) なんだこの違和感??? で、よく見ると そう、、、、あるべきところに時計が無いんです。その変わり、ディスプレイの右下にデジタ…

安全な航空会社ランキング

2012年の安全な航空会社ランキングが発表されました。発表したのはドイツのJet Airliner Crash Data Evaluation Center (JACDEC)という会社で過去30年のデータと共にIOSA(国際安全運航プログラム)の評価を交えて昨年のランキングを発表しています。2012年…

電子機器の使用

こんなニュースがでていました。「脇見操縦」防げ、パイロットの電子機器利用を全面禁止へ 操縦士は安全上の必要性がない限り、飛行中にノートPCやタブレット端末などの私物電子機器を使用できなくなる。 ”安全上の必要がない限り” 必要性を判断するのはパ…

B787と採算ライン

既にニュースで世間を賑わせているB787のお話。「日本の全航空会社、B787の運航を一時的中止」という記事を見て、ふと気になったところ現時点でB787は1,100機販売されないと採算ラインにのらないいまトラブルになっているバッテリー、電気系統、そしてコック…

LOSA (Line Operations Safety Audit)

そういえば、先日のヨハネスブルグへのフライトでパイロットとして初めてLOSAというものを受けました。Line Operations Safety Audit 日本語に訳すと「運航安全監査」という感じでしょうか?日本語にすると物々しいですが、第3者の視点で日常の運航をモニタ…

テクノロジーとパイロット

安西さんのブログにA350についての記事が書いてありましたので、個人的に思ったことを少し、、、 航空機関士が乗務していたL1011や727、そして747Classicが無くなり、3メンコックピットの飛行機って日本の航空会社で見なくなりましたが、コンピューターが航…

10000時間

今日11月の飛行記録を整理したところ、月末の時点で1万時間を少し超えていました。セスナの教官として飛び始めた時、ジャンボの副操縦士として飛び始めた時、飛行時間が1万時間を越える教官や機長の方々を見て、いつか自分も。。。と思っていたのを思い…

路線審査

年に1回の路線審査この仕事を何年やっても、人に審査されるというのは慣れないものです。で、路線は初めてのテヘランで貨物便。 意外なことに11月も下旬になるとイランの山間部では雪がちらついてるんです、飛行場の標高が1000mもあり高さ的には阿蘇山よ…

待機

自宅待機から呼び出されて便乗で香港に行ってきました。帰りは久々の貨物便に乗務。 で、帰ってきてブログを見るとタイミングよくJack Starさんから自宅待機について質問が、、、 航空会社の規定によって様々ですが、「自宅待機」って文字通り家で待機します…

Bidding System

昨日の続きでスケジュールについて、、、欧米の大きな航空会社ではBidding Systemと呼ばれるスケジュールシステムが使われています。日本語にすると、「競争入札方式」???このスケジュール管理システムには「LINE BIDDING SYSTEM」「PREFERENTIAL BIDDING…

パイロットのスケジュール

パイロットのスケジュールというのは会社によって異なりますが短くて1週間長くて6ヶ月と、まとまって先々までのフライトのスケジュールが配布されます。中国の一部の航空会社なんかは週間スケジュールを使っていて、週末の金曜日に翌週の月曜日〜日曜日の…