FLIGHT LOGBOOK

パイロットの日記

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          2017.06.05 B777資格再取得




旅客機のパイロット その2

先日の続き



電話でテキサスにあるフライトスクールB737免許取得コースの申し込みをした2日後、スクールから教材がFedExで送られてきました。


大きさはミカンの入ったダンボール箱半分くらい。。。

かなり大きいし、重かったです。



「B737のマニュアルが入っているんだろうな♪」 くらいの軽い気持ちで明けたところ、、、

入っていましたよ。




電話帳くらいのB737のマニュアルが2冊

自習用バインダー

お手紙





で、同封されていた手紙を読んで見ると、、、、


「親愛なるshipさん、この度はB737免許取得コースに申し込みいただき、ありがとうございました。
‥‥‥(中略)‥‥‥
つきましては、同封の自習用教材でしっかりと80時間勉強をした後、○月×日朝8時に当校にお越しください。
そこで筆記テストを行います、その結果によっては入学が認められないこともございます。
訓練は前半1週間が口頭試験の準備、後半1週間がシミュレーター訓練となっております。
‥‥‥(以下略)」





私 ( ゜д゜)ポカーン 



自習?


それも今から、80時間?




それに、、、、

「その結果によっては入学が認められないこともございます」



前半1週間は口答試験準備? 授業じゃなくて?





入学試験?まで残すところ10日

えーっと、80時間÷10日 = 8、、、、

1日8時間の勉強〜 ( ̄□ ̄;)!!


それも入学できなかったら、あの申し込んだ7000ドルどうなるんだろう???



なんて考えながら、今まで右手に持っていたビール瓶を急いでペンに持ち替えて、早速勉強開始!



自習用教材を開くと勉強するセクションと目安時間が書いてあり、そのセクションの終わりには理解力を試す試験がついてます。

例えば

「油圧系統 3時間」

「操縦系統 5時間」

「自動操縦 2時間」

ってな感じです。



で、その指示されたセクションについてB737のマニュアルを読むのですが、、、、

ちんぷんかんぷん _| ̄|●

なんて不親切なマニュアルなんだ、、、、




誰に質問できるわけでもなく、、、、まさに80時間の独学




もちろん、80時間というのはスクールが一方的に作った基準であって、英語を読む速度が遅い自分にとっては規定の80時間で終わることは当然なく、、、、

寝る間を惜しんでの勉強三昧。



まーたったの10日間ですし、好きなことを勉強してるので全然苦にならないんですけどね。







で、試験前日にテキサス州のダラスに移動し、ホテルにチェックイン。


翌日の試験、、、、結果は、、、、



















無事合格でした♪ (*^ー゜)b


確かに旅客機について何も知らない人がたったの2週間でB737のパイロットだなんて、、、、話が上手すぎますよね。











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