FLIGHT LOGBOOK

パイロットの日記

          最近の出来事

          2021.10.05 初めてのセーシェル

          2020.02.05 初めてのマイアミ

          2020.12.21 初めてのカトマンズ

          2020.04.13 初めてのアテネ

          2020.02.15 初めてのロンドン・ガトウィック

          2019.07.01 初めてのマラガ

          2017.06.05 B777資格再取得




HUD (Head Up Display)

アメリカやヨーロッパではB777B787は共通資格となっているので、一つのライセンスで2機種操縦することができます。

共通資格ということで当然、操作性や手順(通常、緊急状態)がほぼ同じです。


そんななか、大きく異なるところがパイロットと飛行機のインターフェースの部分。

Display Unitが違ったり、HUD (Head Up Display)が装備されていたり、、、


このHUD、そもそも軍用機に装備されていたものなのですが昨今の流行で民間機にも装備され始めています。

↓昨夜の雪のヒースロー

アメリカン航空なんかはコスト削減のため、低視程でも着陸できる自動操縦装置を外して整備性の良い(安い)HUDをB737に装備したくらいです。
(HUDがあれば低視程でも自動操縦を使わずに着陸できます)


ということで、とりあえずの目標はこのHUDに馴染むことなんですが、人間の習慣とは恐ろしいもので20年近く飛行機の計器に頼って操縦してきたのをある日突然、HUDを見て操縦しろと言われてもなかなか操縦することができません。

唯一、着陸の時くらいかな? 違和感なく使えるのって。。。。


慣れるまでしばらく時間がかかりそうです。