自己嫌悪
日本での休暇を終え成田空港を出発する前に若者2名とお話しをする機会がありました。
二人とも20代後半で日本の航空会社でパイロットとして働く新進気鋭の副操縦士さんで
そのうち一人は私が2005年にJALWAYSの副操縦士として働いていた頃から、ブログを読んで下さっている方でした。
当時はパイロットを目指す学生さんだったのが、いまや日本国内の航空会社の副操縦士さん。
なんだか自分の教え子でもないのに、自分の受け持った学生がパイロットとしてチェックアウトしたような嬉しさを感じました。
将来は海外に飛び出してパイロットとして働きたいっ!
と情熱を持つ二人
普段からいろいろ疑問があったようで、様々な質問をうけました。
質疑応答というか雑談形式ですが、私の知る範囲で分かりやすくその質問に対して回答しました。
残念ながら2時間くらいでフライトの出発時間が近づき、お開きとなってしまい私はチェックインを済ませて搭乗口に向ったのですが、
搭乗口に向う途中、
そういえば自分がアメリカに飛び出したのは同じくらいの年だったな〜
もし当時の自分にアドバイスするなら、どういうことをアドバイスしただろう?
せっかく時間をつくって成田まで来てくれたのに、はたして彼らに役立つ話をできたのかな?
もっと雑談を減らして、彼らにとってためになる詳細な情報を教えてあげればよかったかな?
もっと彼らのモチベーションを高めるために、応援してあげる内容の話をすればよかったのかな?
もっと彼らの情熱を讃えてあげるべきだったんじゃないのかな?
あ〜、あれもこれも話しておくべきだった。。。
と自己嫌悪
(´・ω・`)…
飛行機に乗り込んでからもず〜っと自己嫌悪。
この口下手な性格を直さないと、、、、と落ち込みながら海外生活に戻るのでした。。。