リヤド再び、、、
スタンバイから呼び出されて再びサウジアラビアのリヤドまで、、、、
副操縦士がカタール人なので、管制官にアラビア語で挨拶すればどんなリクエストでもスム〜ズに通ってしまう。
どうやらカタールのアラビア語とサウジアラビアのアラビア語は微妙に訛りが違うらしい、、、、けど実は彼のお母さんがサウジアラビアのリヤド出身でカタールに嫁いできたらしく、サウジアラビア訛りのアラビア語が話せるのだとか。。。
彼が言うには、サウジアラビア人はアラブ諸国の中でもとても親しみやすくて親切な国民性とのこと。
日本人から見ればカタール人もサウジアラビア人もエミレーツ人も男性は白い服、女性は黒い服をまとってみんな同じに見えるのですが、
国や部族によってその服装も特徴があるようで、襟が違ったり頭にかぶる布が違ったり、、、それぞれ気質も違うらしい。
先祖が砂漠の遊牧民族だったり、アラビア海の漁師だったり、はたまたペルシャからの移民だったり、少し前まではその部族(集落?)の中だけで結婚して子孫を残していたらしいのですが、交通が発達し近代化が進むにつれていろんな人たちが混ざり合い、現在では部族を超えた結婚も珍しくないみたい。。。
それでも親が決めた「許嫁」と結婚するという制度はまだ根強く残っているとのこと。
少しだけですが、いろんな話を聞いてアラブ社会を垣間見ることのできたフライトでした。