FLIGHT LOGBOOK

パイロットの日記

          最近の出来事

          2018.11.14 初めてのイスラマバード

          2018.07.12 初めてのハイデラバード

          2018.06.04 初めてのダブリン

          2018.05.18 初めてのイスタンブール

          2018.05.13 初めてのハノイ

          2018.02.07 初めてのパタヤ

          2017.12.30 初めてのベルリン

          2017.06.05 B777資格再取得




パイロット不足

ここのところ、サウジアラビアを行ったり来たりしてるのですが

訓練生の進捗状況がよろしくないようで、予定されていた審査フライトがことごとくキャンセルになり、

代わりに私が機長として乗務したり、訓練フライトになったり、、、ということでフライトを満喫しています。




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ここ2〜3日、アメリカのニュースを賑わせているパイロット不足



「Yes, There’s a Pilot Shortage」



大手航空会社の運航を請け負っているリージョナルエアラインがパイロット不足により、運航を継続できず大幅に便を減らしているんだとか、、、

航空会社によっては50万〜100万円の支度金(入社ボーナス)を払っても集まらない。。。


その原因は過去に何度かブログで書きましたがパイロットの低賃金


いまリージョナルエアラインで働くには最低飛行時間1500時間が必要で

パイロットのライセンスを取得して、その飛行時間を稼ぐのに1000万円以上の費用ががかります。


それだけの費用をかけてもリージョナル航空の初任給は年収230万円


これじゃあ訓練にかかった費用をいつまでたっても返済できません。。。。





私もかつて、コンチネンタルエクスプレス(現在のExpressJet Airline)に採用された時に

初めてもらった給料が14万円で、そこから税金が引かれ手取りが12万円で愕然としました。


ジェット機副操縦士でこの給料。。。。




正直、コンビニでバイトしたほうが給料がよかったりします。





ということで、このアメリカのパイロット不足、、、根本的な解決を図るには入社ボーナスじゃなく、賃金体系の改善なのですが

賃金を上げると運航コストが上がる → 結果チケットの値段が上がる

→ 競争力低下

ということになるので、簡単に解決する問題ではなさそうです。