訓練の流れ
おおよそどこの国でもあるのですが
プロペラの飛行機でパイロットとしてのライセンスを取得した後、
エアラインに就職して初めてジェット機の資格を取得する場合、
CBT (Computer-Based Training) 教室や自室でPCを使ったシステムの授業
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システムについての学科試験
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FTD (Flight Training Device)と言う動かないシミュレーターを使った訓練
ここで主に自動操縦を使って通常手順と緊急手順を習得します
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FFS (Full Flight Simulator)を使った訓練
ここでは通常状態と緊急状態の手順に加え、それらの状況下での手動による飛行技術を習得します
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FFSを使った実地試験+口述試験
という流れで免許を取得します。
口述試験はFTD訓練の前にやったり、FFS訓練の前にやったり
はたまた日本のように実地試験の当日にやったり、と国によっていろいろなのですが
平均的な時間は1〜2時間程度で質問されることは飛行機のシステムに関する事がメインになってきます。
これらの訓練、試験に合格すると晴れてその型式の飛行機(A320、B737、ERJ170等)の免許証を手に入れることができますが、、、、まだまだ訓練は続きます。