実機訓練
前回の訓練の流れで説明したとおり
シミュレーターで実技試験を実施した後、型式の免許証は手に入り
引き続き、お客様や貨物を乗せての路線訓練に入るのですが
ジェット機に初めて乗る訓練生、いわゆる自社養成やフライトスクールでライセンスを取得しただけの訓練生は実機訓練というものが必要になってきます。
そう、、、その昔、JALやANAが下地島でやってた訓練です。
国によって回数は異なりますが、多くの国では実際の飛行機を使って6回の離着陸と1回の着陸復行を行います。
いきなり実機訓練に進むと教官も大変なので
実機訓練のためのシミュレーター訓練
(シミュレーターを使って離着陸だけを訓練)
をしてから実機訓練に臨みます。
で、その実機訓練を先日787で行ったのですが、、、、訓練生2名を乗せて合計12回の連続離着陸と2回の着陸復行。
久々に乗り物酔いになりました。
この実機訓練を無事に終えた若い訓練生達はこれから路線訓練へと進むことになります。