FLIGHT LOGBOOK

パイロットの日記

          最近の出来事

          2020.04.13 初めてのアテネ

          2020.02.15 初めてのロンドン・ガトウィック

          2019.07.01 初めてのマラガ

          2019.03.06 初めてのチェンマイ

          2019.02.17 初めてのバーミンガム

          2018.11.14 初めてのイスラマバード

          2018.07.12 初めてのハイデラバード

          2017.06.05 B777資格再取得




不安

かなり忙しく飛んでいた貨物便も今月に入りめっきり減って、

 

世界中の医療品の需要が一段落したようです。

 

 

そんな中、エアラインとしては今後数年間続くであろう旅客の需要減を見据え

 

機材計画の変更を余儀なくされています。

 

 

ボーイング社やエアバス社から新規で購入する予定だった飛行機の受領を先延ばしにしたり、発注をキャンセルしたり

現在所有する機体を売却したり、リース契約終了したり、退役を早めたり、、、、

 

とにかく不必要な機数を削減します。

 

当然、そうなればその飛行機に携わるクルー(パイロット及び客室乗務員)は不必要になるので、給料削減または解雇ということになります。

 

ここで難しいのは需要回復時期やその期間で

 

いまパイロットを大幅に解雇してしまうと、仮に年明けに需要が回復したときに飛行機は新たにリースしたりメーカーで余っている在庫を安く買うことができますが、

 

それを運航するパイロットは、解雇した人達を呼び戻し再訓練しないといけないので最低でも1〜2ヶ月余裕をもって呼び戻さないといけなくなります。

 

もちろん、解雇されたパイロットたちにはそれぞれの生活があるので全員が戻ってくるとは限りません、新たな職場を見つけるパイロットもいれば、全く違うキャリアを進み始めるパイロットもいるので。

 

 

会社としては明確な予測がないと思い切った人数の給料削減や解雇ができないので、必然的に第1段、第2段と段階的にそれらを行うことになります。

 

 

 

ということで、ご多分に漏れず私の働いている会社においても、それらの発表を待っている段階なのですが、、、、

 

この辺は日本企業と同じで社内で様々な噂が駆け巡り

 

多くの社員に不安が募り

 

懐疑心に苛まれている状態です。

 

 

そう、まるで暗闇でいないはずの幽霊が見えてしまうような感じ。

 

 

 

まあ、湾岸戦争、9.11、リーマンショックSARSといろいろ経験してきたので

 

「またか」という気分ですが、、、、

 

不安に思っても仕方がないので与えられた仕事を今までどおりこなしつつ、

 

万が一に備えて準備をしておこうと思います。