貨物専用機
危険物のお話のついでに貨物機のお話を。
ごくたま〜に
競走馬の輸送時に調教師を乗せたり、
絵画の輸送時にエージェントを乗せたり、
レースカーの輸送時にレーススタッフを乗せたり
するので、荷主様を乗せるための座席がコックピット後方についています。
その座席とコックピットを仕切るものもカーテン一枚と非常に簡素です。
座席の種類は機種、航空会社により様々でB747なんかですと広々としたアッパーデッキに旧式のビジネスクラスシートが6席ほど設置されていますが、A300なんかですとベンチシートのような座席が4席ほど設置されています。
女性にはかなり険しいですが、、、屋根裏階段のようなラダーを上がるとアッパーデッキに入ります。
ギャレーもあり、ここで食事を温めたりコーヒーをつくったり。。。
そして前方にはカーテンを隔ててコックピットが。
ねっ、出入り自由でしょ?
貨物便は旅客便と違い、揺れも気にしないし変化に乏しい単調なフライトが多いですが
パイロットとしてはその分、気が楽なので私の場合は旅客便半分、貨物便半分なスケジュールがいいな〜なんて思います。