LOFT
チェックの2日目はLOFT (Line Oriented Flight Training)
チェックと行っても審査ではなく訓練の色が強いのですが、内容的には実際のフライトを模擬してその中で起こる不足の事態に対処し、安全に飛行機を着陸させるというものです。
前半2時間はインド洋上空をパースに向け35000ftで飛んでいる時にエンジン停止
後半2時間はシドニーからメルボルンへのフライトで離陸後、暫くすると操縦系統の一部が故障
どちらの訓練も着陸したい空港の滑走路の路面状況が悪く、かといって代替飛行場も天候が悪く制限値ギリギリといった、よく考えられたシナリオでした。
訓練終了後、時間があったのでサンフランシスコにおけるアシアナ航空の事故状況と同じ状況をシミュレーターで作りだしてアプローチの訓練。
その後は更にパイロットにとって不利な状況(高い高度からの進入)を作り出し、マニュアルに定められた降下率ギリギリでアプローチの訓練をしました。
訓練終了後は教官からのデブリーフィング、、、、、今回も多くの事を学んで帰ってきました。
今夜はビールがうまそうです。