FLIGHT LOGBOOK

パイロットの日記

          最近の出来事

          2021.10.05 初めてのセーシェル

          2020.02.05 初めてのマイアミ

          2020.12.21 初めてのカトマンズ

          2020.04.13 初めてのアテネ

          2020.02.15 初めてのロンドン・ガトウィック

          2019.07.01 初めてのマラガ

          2017.06.05 B777資格再取得




サウジアラビア王国

サウジアラビアの首都リヤドの深夜往復便(=夜這い便)

リヤドなんて最後に飛んだのは、この会社に転職して来た時の最初の路線審査だからもうかれこれ2年前
それもカイロに行く予定が突然のスケジュール変更でリヤドになったから、バタバタしているうちに終わってしまって空港のことを何も覚えていない、、、

ということで、チャートやJEPPESENの国別情報を読みながら飛行準備

天候を確認した後、航空情報を見ると

1A534/13
   (ALL KINGDOM AERODROMS)
   WHEN CLEARING THE RWY. PILOTS ARE CAUTIONED TO ENSURE ACFT IS WELL CLEAR BEFORE REPORTING RWY IS CLEAR.

「(着陸後)滑走路をクリアーする時は、確実に機体が滑走路をクリアーしてから通報しなさい」っていう何の事はないお知らせなのですが、

ALL KINGDOM AERODROMS


ってところに目が止まりました。




王国って最近よく飛ぶスウェーデンをはじめ、オランダやタイなど世界にはたくさんありますが、

航空情報にKINGDOMって書いてあるのは見た事なかったです。


つい最近まで女性の車の運転が禁止されていたり、女性が下着店で働いてはいけなかったりと、中東のなかでも保守的な国なのに親米の不思議な絶対君主制の国、サウジアラビア

日本のパスポートでビザ免除が受けられない国のひとつで

私の知る限り観光ビザというものは無いので、観光目的で入国することができません。


深夜の往復便なので入国することはありませんが、空港のターミナルで雰囲気を味わうだけでも良い経験となりました。