イラク史
毎月恒例になった羽田便
過去の経験から外国人と一緒に働く場合、基本的に「宗教」や「政治」、「軍事」の話題は避けるのですが、イラン人と話をするとそのあたりは避けて通ることができません、、、、
クルーズにはいって余裕がでたところで、お互いの飛行経歴を話したのですが、
彼はイラク空軍のパイロット出身だったので必然的に話題は「軍事」の話から「政治」、「宗教」、「歴史」とタブーな領域へ、、、、(;´Д`)
特に彼の出身地はイラク北部らしく、彼の両親や兄弟が住んでいる地域はISILの影響力が大きくなってきているそうです。
家族を心配して毎月実家に帰るモハメッドさん、、、、
話を聞いているだけで心が痛くなってきました。
イラク国内では誰も信じることができず、ある日突然、隣人に襲撃される可能性があるので安心して眠れないとのこと。
長い飛行時間だったのでモハメッドさんは延々と生のイラク史を語ってくれ、とても勉強になるフライトとなりました。