世界一忙しい空港
朝、珍しくコーヒーを飲んで新聞を読みながらリラックスモードのところに会社から電話
女性のスケジューラー「今夜、ドバイに行ける?」
もともと他のフライトの予定だったので「OK」すると、大喜びな様子
スケジューラー「よかった〜、他に飛んでくれる人がいなくて困ってたんだよ〜」
私「そうなの?フライトはいつでもウェルカムだよ。」
ス「ところで、、、、、」
ここにきて、何となく嫌な予感が、、、、
ス「今日のフライト、あなたが右席で副操縦士業務をやってもらいたいんだけど、、、、というのも機長がルイスさん(仮名)なんですぅ〜」
私「へ〜、そう〜」
と気のない返事
ス「知ってる?ルイスさん?」
私「知らな〜い、、、誰それ?」
ス「と〜っても偉い人だよ」ლ(ʘ▽ʘ)ლ (ローラ風)
私「・・・了解」
正直、誰と一緒に飛んでもそんなに変わらないし、、、ちょっとウザくなったのでとりあえず電話を切りました。
15分後、、、、訓練部の上司から興奮気味に電話が
上司「さっき聞いたけど、今夜ルイスさん(仮名)と一緒にフライトするんだって?」(@_@;)
私「はい」
上司「とっても偉い人だから、粗相のないようにね。」
私「いつもどおり仕事をするだけですから、、、」
上司「君は信頼されているし、謙虚だから問題ないと思うけど、、、、くれぐれも宜しくね。」
この電話をかけている時点で信頼されていないと思うんですけど?
ということで夕方から早めの出社
結果、、、、待てど暮らせどルイスさんは現れず、、、、、
バックアップの副操縦士がいたので彼と二人でフライトへ
深夜のドバイは昼に増して忙しい、、、、シカゴオヘア、ニューヨークJFK、ロンドンヒースローと並びパイロット泣かせの空港です。
エミレーツ航空のクルー、、、、よくこの忙しい空港を拠点に毎日飛んでいるな〜って感心します。
調べてみたら、ドバイって世界一忙しい空港なんですね。
どうりで管制官も喋りっぱなしな訳だ。。。
それにしても偉い人、、、、朝からのゴタゴタは何だったんだ?っていう感じ、、、、
知らんけど。