初めてのカトマンズ
日本はまだまだコロナ騒動で大変なようですが
私の働いている国ではここ数ヶ月コロナ禍も落ち着きを見せている状況で、入国後の1週間自宅隔離は未だにあるもののフライトは徐々に戻りつつあり、忙しい日々を送っています。
そんななか、弊社のB787がカトマンズに就航するということで初めてのカトマンズに行ってまいりました。
ネパールという国に飛ぶこと自体が初めてなのですが
ヒマラヤ山脈の麓にある国ということで、その首都カトマンズにある空港は高い山で囲まれていて着陸に向けて非常に特殊な計器進入をしなければなりません。
カトマンズに就航する航空会社は、この空港を「Special Airport」と定義していて
機長として飛ぶには特別な訓練や資格が必要になります。
Kathmandu Tribhuvan International Airport (VNKT) Chart
私自身は初めてなので、今回のフライトは自分自身の訓練となり左席で操縦
右席には訓練を終えた教官が乗務しました。
山岳地を避けるために
VOR Runway02 Approach
で最終進入が5.31度と異常な角度が設定されているのですが、通常の計器進入は3.0度なのでかなり突っ込んだ感じの進入となります。
到着したのが深夜だったので残念ながら真っ暗で山を見ることができませんでしたが、B787の性能に助けれつつ無事にカトマンズに到着しました。
ホテルに到着後、すぐに就寝し翌朝部屋の窓から少し見えたエベレストを見てネパールにいることを実感
ジョギングにでかけましたが、道路は整備されておらず野良牛、雑多な人に囲まれすぐにホテルに戻ってきました。
シャワーを浴びて朝食へ
初ネパールということで、ネパールの一般的な朝食を下さいとウェイターに伝えると
でてきたのはインドでよく見かける Aloo Paratha
つい最近まで国の宗教がヒンドゥ教だったので、インドみたいな料理ばかりなんでしょうね、、、カースト制度もあったみたいだし。
日中はコロナの影響もあり部屋でおとなしく過ごしました、早く自由に外出できるようになりネパールビールを飲みながら名物のモモを食べたいものです。