操縦席の後ろ
昨日の続きになるのですが、
私の乗務している飛行機(ヴィンテージジャンボ、古ジャンボ、在来、747、いろんな呼び方がありますが)にはフライトエンジニア(FE、航空機関士)と呼ばれるクルーも乗務しています。
昔のジェット旅客機には、このフライトエンジニアが必要とされていて、コックピットに3人乗っているので
通称「スリーメンコックピット」
と呼ばれています。
代表的な機種としては
707、727、747(−100、−200、−300)、DC8、DC10、L1011、A300R2/R4
といったものがあり、
一方、747−400、767、777、A300−600、A330、A340といった現在のワイドボディー機は高度にコンピューター化されているため、フライトエンジニアは乗務していません。
(初期の767はフライトエンジニアが乗務していたという噂を聞いたことがありますが)
これらは通称「ツーメンコックピット」と呼ばれています。
当然、「フライトエンジニアってどんなことやってるの?」
という疑問を持たれる方が多いでしょう。。。
私自身、右席で自分の業務に追われているので後ろ(フライトエンジニア席)を向いて彼らの仕事をまじまじと見たことはありませんが、主たる業務は
機体の外部点検
パイロットが準備点検開始する前のコックピットの点検
機体の重量分布、重心位置の確認
燃料搭載、燃料バランスの確認
離着陸重量、性能の計算
電気系統の操作
油圧系統の操作
抽気系統の操作
機内与圧の操作
防除氷装置の操作
などなど
数え上げたらきりが無いくらい、たくさんの仕事があります。
正直、FOよりかなり忙しそうです。
で、初公開?
パイロットの座席の後ろの、フライトエンジニア席↓
ね、、、たくさんスイッチ類があって、想像しただけでも忙しそうでしょ?
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