FLIGHT LOGBOOK

パイロットの日記

          最近の出来事

          2018.07.12 初めてのハイデラバード

          2018.06.04 初めてのダブリン

          2018.05.18 初めてのイスタンブール

          2018.05.13 初めてのハノイ

          2018.02.07 初めてのパタヤ

          2017.12.30 初めてのベルリン

          2017.06.05 B777資格再取得




パイロットのスケジュール

パイロットのスケジュールというのは会社によって異なりますが

短くて1週間

長くて6ヶ月

と、まとまって先々までのフライトのスケジュールが配布されます。

中国の一部の航空会社なんかは週間スケジュールを使っていて、週末の金曜日に翌週の月曜日〜日曜日のスケジュールが発表されるので来週の休みの予定が分からない=休日の予定が立たないってことになります。

一方、ヨーロッパの一部の貨物便会社なんかは半年単位のスケジュールを使っているので、半年先までの自分の休暇の予定が分かる=余裕を持って休暇準備が出来るってことになります。

そして多くの航空会社は月間のスケジュールを使っていて前月20日前後に翌月1ヶ月分のスケジュールを配布しています。


日本の大手航空会社の場合、個人がスケジューラー(=乗務管理)に翌月の休日や飛びたいフライトのリクエストをメール等で提出して自分のスケジュールに反映してもらうという形をとっていますが、

海外の大手航空会社の場合、個人がパソコンを使って会社のコンピューターにアクセスし、自分のリクエストを入力してコンピューターが優先順位を判断して、スケジュールを組み立てるというふうになっています。


日本の場合、乗務管理として働くスケジューラーの方々が手作業でパイロットのスケジュールを作成するので「スケジューラーのさじ加減」でリクエストを聞いてもらえたりもらえなかったり、、、、、と個人によっては不公平感が拭えないのですが

海外の会社のようにコンピューターによってシニオリティー(=入社順序)をもとにスケジュールを作成されると、非常に公平に感じます。

ただシニオリティーが低い=入社して数年間(長い場合10年近く)は、優先度が低いので

繁忙期に休暇を申請しても絶対にとれない

とか

自分の希望するフライトどころか、一ヶ月ぜ〜んぶ自宅待機

とか

自宅待機から呼び出されて仕事が入ったと思ったら、冬は雪の積もるところ、夏は灼熱の砂漠

とか

下積み期間がとっても長く感じます。


その分、日本の会社だと入社して数年で運が良ければクリスマスにお休みをとれたり、正月に休暇をとれたりすることもあるので、単純にどっちのシステムが良いって言えないんですよね。。。





ちなみに、私が現在務めている会社はコンピューターによるビッドシステムを使っているのですが、公平感があって嫌いではないです。

ビッドシステムに関するお話は長くなるので、また明日。