FLIGHT LOGBOOK

パイロットの日記

          最近の出来事

          2021.10.05 初めてのセーシェル

          2020.02.05 初めてのマイアミ

          2020.12.21 初めてのカトマンズ

          2020.04.13 初めてのアテネ

          2020.02.15 初めてのロンドン・ガトウィック

          2019.07.01 初めてのマラガ

          2017.06.05 B777資格再取得




静かなホーチミン

久々に787でホーチミンまで

 

訓練便じゃないのでリラックスしたフライトでした。

 

 

 

早朝、到着して仮眠をとって昼過ぎから休暇で遊びに来ていた友人と飲みに出かけたのですが

 

 

なんだか町全体が静か、、、、バーやレストランが閉まってる。

 

 

そう言えば、国家主席がお亡くなりになったというニュースが流れてたな〜

 

と思い出し、調べてみると、、、

 

 

26日 告別式

 

27日 埋葬式 

 

 

で、両日共に半旗で喪に服すとのことでした。

 

 

 

ということで、いつもオートバイが道路に溢れて賑やかなホーチミンの町がとっても静かな町に、、、、貴重な体験をすることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バンガロールでブーリー

またもや訓練便の予定が訓練生のライセンスが予定通り発給されず、訓練キャンセルとなり通常編成でセネガル副操縦士B777に乗ってバンガロールへフライト

 

なんでも新規採用されて限定変更の技能審査を受けるパイロットが多すぎて、航空局のライセンス発給が追いつかないんだとか、、、、

 

うちの会社でセネガル人のCAさんはちょくちょく見かけるのですが、セネガル人のパイロットを見るのは初めて。

 

巡航中、セネガル黒歴史である奴隷貿易の話からセネガル料理、そしてエアラインの話までいろいろと聞くことができました。

 

この会社に転職してくる前はラゴスにある航空会社でB737に乗務していたそうなんですが、同僚に日本人パイロットがいたという話を聞いて驚き!

 

まさかラゴスB737に乗務している日本人パイロットがいたなんて、、、、

 

まさにサムライパイロット

 

つい先日、パラグアイB767に乗務していた日本人パイロットの話を聞いて驚いたばかりですが、さらなる驚きでした。

 

 

ラゴスのサムライパイロットさんは既に転職され、ドバイで元気にB737を飛ばされているそうです。

 

 

世界で活躍するサムライパイロット、、、、その話を聞くと自分も頑張ろう!という気持ちになります。

 

 

ということで、頑張ってフライトした後は久々のインド朝食

 

プーリーマサラ

f:id:flyingtony:20180918094352j:plain

 

たまに食べると凄く美味しく感じます、インド料理。

 

 

 

ミラノでパスタ

訓練便の予定が訓練生のライセンスが予定通り発給されず、訓練キャンセルとなり通常編成でイタリア人副操縦士B777に乗ってミラノへフライト

 

 

日本貨物航空で働いていた頃に頻繁にミラノに仕事で来ていましたが、現在の会社に転職してから実は初めて、、、、旅客便では初めてのミラノ便となりました。

 

ログブックを振り返ってみると、最後にミラノに来たのが8年前

 

久々の空港でしたが何も変わることがなく、、、、なんだかちょっと拍子抜け。

 

 

宿泊は空港直結のホテル、気温24度で気持ちが良いので空港周辺をジョギングしようとしたのですが、空港にアクセスできる道路は

 

自動車専用道路のみ

 

地図で調べると空港周辺に走りやすそうな川や森があるのですが、残念ながら危なくてそこまでたどり着けない。。。

 

ということで、空港駐車場周辺をグルグルグルグル走ってきました。

 

 

イタリア人副操縦士はフローレンスの実家に帰ったので、ひとり寂しくホテルで夕食

 

 

 

f:id:flyingtony:20180915192621j:plain

 

やはりイタリアではイタリア料理です。

マンチェスターでピザ

機長昇格の訓練便でブラジル人副操縦士マンチェスターまで

 

久々に来たらピカデリー横の賑やかなところにホテルが変更になっていました。

 

到着後、ジョギングに行こうと思っていましたが既にマンチェスターは夏が終わり

 

どんよりとした空で小雨、、、、

 

結局、ジョギングを諦めブラジル人訓練生に誘われるがまま近所のピザ屋さんに行ってきました。

 

Rudy's Pizza

ここのピザ、、、、うちの会社のイタリア人教官パイロットが絶賛してたというだけあって生地がもっちもちで美味しい。

 

f:id:flyingtony:20180908123105j:plain

 

1枚、簡単に完食です。

 

マンチェスター市内に2店舗ありますが、いつも賑わっているそうなので行く前に予約をオススメします。

 

 

ちなみにテイクアウトは不可だそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シンガポール出張

ほぼ半年ぶりのシンガポール出張、、、、

 

今回もボーイングの訓練所のシミュレーターをお借りして新入社員副操縦士の777の訓練を行っています。

 

 

f:id:flyingtony:20180826073943j:plain

朝の気温は28度、それほど暑くないので日の出とともにジョギングの日々。

 

 

 

訓練の合間にシンガポールで活躍するサムライパイロットの方々と食事に行ったり飲みに行ったり、、、

 

たまにはフライトを離れてこういった生活も悪くないな〜、なんて思う毎日です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パイロットのキャリアと年齢

前回のマグカップさんからのコメントで

 

話変わりますが北海道の会社がコーパイ候補を年齢不問で募集始めました。

(元自衛官はだめみたいですけど)

気が向いた際にパイロットのキャリアと年齢について一本エントリー書いてもらえないでしょうか?

 

 

というのがあり、時間がある時にパイロットのキャリアと年齢について考えていたのですが、、、、

 

 

日本っていうかアジアの国々では儒教の影響を少なからず受け、

 

年上を敬う文化が形成されていて

 

年齢での上下関係が未だに存在したりするので

 

パイロットに限らず、会社の人事部としては

 

年配者の新人って扱いづらい

  ↓

じゃあ採用を控えよう

 

ってなっちゃいますよね。

 

 

欧米では性別、人種、宗教、年齢によって差別を行ってはならないという法律があったりするので、ある程度の社会経験を積んでからキャリエチェンジでエアラインのパイロットになったという人と一緒に飛んだこともあります。

 

珍しいところでは、元

高校の数学の先生

エレベーターの開発技術者

眼科医

バーテンダー

プロテニスプレーヤー

海軍の潜水艦クルー

 

年齢は20台後半から40台後半まで様々、、、

 

個人的な感想ですが、キャリアチェンジしてパイロットになった人の方が一緒に飛んでいて話題が豊富で楽しいです。

 

けどやっぱり日本では費用や年齢の面で、社会人になってある程度経験を積んでからのパイロットへのキャリアチェンジって難しいですよね、、、今後この北海道の航空会社のように年齢不問で広く門戸を開く航空会社が増えることを願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏休み終了

日本はこれから夏休みに突入ですが、

 

私の方は一足はやく夏休みを終えて仕事が始まりました。

 

1ヶ月ぶりに787でホーチミンまで、、、

 

 

ホテルに到着後、ベトナムコーヒーを飲んでほっと一息

 

 

その後は買い物に行って、マッサージに行って充実したレイオーバーとなりました。

 

 

f:id:flyingtony:20180811064209j:plain

 

 

今月のフライトはこれ一本、、、、残りは新人さんのシミュレーター訓練とか路線審査とか。

 

月末までノンストップで働きます。

 

 

 

日系航空会社のサービス

夏休み、、、ということで張り切って日本に帰ったのですが

 

あまりの暑さにびっくり。

 

 

日本食でも食べてのんびり、、、なんて考えていましたが暑さを逃れるために日本滞在を早めに切り上げ東南アジアに避暑に向かいました。

 

 

 

久々に日本航空の787に乗って

f:id:flyingtony:20180801174034j:plain

 

他社便に乗るとどうしても自社のサービスと比較してしまいますが、

 

日系航空会社のサービスのきめ細やかさに改めて関心した次第です。

 

 

フルサービス航空会社でも米系、ヨーロッパ系、東南アジア系、日系と様々な違いがあり、好みの分かれるところですが。

 

2018 SKYTRAX 13位以上の実力を垣間見たような気がします。

 

 

 

 

 

ということで夏休み終了、、、明日は久々のお仕事でホーチミンに行ってきます。

 

 

 

 

 

夜と昼の間

ロサンゼルスからの帰り

 

北緯76度付近を東に向かって飛行中

 

太陽が左側(北)に沈んだその1時間後、同じ左側から昇ってくる、、、夕焼けがそのまま朝焼けになる感じ。

 

f:id:flyingtony:20180729203727j:plain

 

左側(北)が昼、右側(南)が夜、闇を切り裂きながら飛ぶ、、、、という何とも幻想的な光景でした。

 

 

 

ということで、これで仕事終了

 

夏休み突入です!

 

 

 

 

久々のロサンゼルス

ログブックを見返してみると、最後に仕事でロサンゼルスに来たのが2011年の4月

 

日本貨物航空時代、B747-400の貨物便でした。

 

降下中に昔、飛行教官(CFI)として働いていたレッドランズやリバーサイドの飛行場近くを通過、、、、なんだか懐かしかったな〜

 

 

 

 

 

ということで、ホテルにチェックイン後は南カルフォルニアの青空を楽しみながらジョギング

 

そしてジョギング終わりからの「In-n-Out」

 

f:id:flyingtony:20180728121600j:plain

 

 

これで消費カロリーと摂取カロリーが同じ、、、、明日も頑張って走ります。

 

 

 

 

 

 

 

そう言えば、ディズニーリゾートをくるっと一周したら6km(駐車場込み)、、、意外と小さいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お勉強

明日は現在の航空会社に転職して初めてのロサンゼルス便

 

このロサンゼルス便、、、、上空の風や天候によって北極上空を通過するのですが

 

長い飛行人生の中で未だに北極上空は飛んだことがありません。

 

 

ということで、この2日間のお休みを利用して北極圏航路についてお勉強

 

あと787を飛び始めて大西洋も滅多に超えることが無くなったので、久々に大西洋横断の手順も復習、、、

 

 

北極圏の飛行については初めての経験なのですが、宇宙気象や特性なんかマニュアルや資料を読んでいるだけでお腹いっぱい。

 

 

 

 

f:id:flyingtony:20180726162009p:plain

 

 

とりあえず明日は太陽の活動による無線への影響も放射線も少なそうなので、気晴らしに夏の海を満喫してきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海外で寿司

バンコクまで777で新入社員副操縦士の訓練

 

到着して少し仮眠したら友人から連絡があり、寿司ランチに行くことに、、、

 

 

最近、彼のお気に入りという寿司屋さんに連れて行ってもらったのですが

「築地青空三代目 バンコク

www.instagram.com

 

食べるもの全てが美味しい

f:id:flyingtony:20180721132036j:plain

 

 

 

正直、海外で寿司ってあまり食べる気がしないので基本的にいつも敬遠するのですが、

 

ここは次回もリピート確定です。

 

 

 

 

今から次回のバンコクが楽しみ。。。

 

 

 

 

 

 

 

初めてのハイデラバード

再び機長昇格の見極めフライトでB787に乗って初めてのハイデラバードまで。

 

 

って、聞いたこともない都市、、、、、どこの国にあるのかも知らない。

 

 

恐らく殆どの日本人には馴染みが無いのではないでしょうか?

 

 

 

夜8時の出発だったのですが、離陸して暫くするとVHFの緊急周波数で

 

「サッカーの試合どうなった?」

 

とコテコテのイギリス訛のパイロットが質問

 

「1−0でイングランドが勝ってるよ」

 

とこれまたコテコテのイギリス訛のパイロットが返答

 

 

数分後

 

「サッカーどうなった?」

 

と違うイギリス訛のパイロットが質問

 

「1−0でイングランド

 

と誰かが返答

 

 

 

これが延々と繰り返される、、、、、

 

 

ついにブチ切れた誰かが

 

「これは国際緊急周波数だから黙れ!」

 

と無線で叫ぶ始末。

 

 

 

 

 

で、10分くらいすると

 

「サッカーの試合どうなった?」

 

「1−0でイングランド

 

の繰り返し、、、、、

 

 

 

 

 

一部のイギリス人によるものなのですが、、、、節度がなさすぎ。

 

 

 

となりでイギリス人に対する不満が爆発し、延々と歴史的確執を話し始めるフランス人副操縦士

 

 

 

 

 

 

 

 

賑やかな夜でした。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにハイデラバードはインドの真ん中あたりにある地方都市です。

 

 

副操縦士の情報によると、空港から1時間くらい車で走ったところに”世界一美味しい”ビリヤニレストランがあるそうです、、、、行かないけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

南へ北へ

機長昇格訓練に入るかどうかの見極めフライトのため777で副操縦士スリランカコロンボへ、、、、美味しいスリランカのシーフード料理とビールを満喫して折返し

 

そしてコロンボから帰ってきた翌日

 

同じく見極めフライトで787に乗ってアイルランドのダブリンへ。

 

 

昭和の飛行機に乗って南国のビーチに行った翌日に平成の飛行機に乗って北国へ、、、っていろんな意味で高低差ありすぎて耳キーンなるわ

 

 

 

 

 

夏でも最高気温が24度のダブリン

 

快晴なのでジョギングに行こうと思い、ジョギングウェアに着替えてからシューズケースを開けたらビーチサンダルが入ってた、、、、、

 

 

あぁ、、、、コロンボビーサン履いてそのままや。(´・ω・`)

 

 

 

 

 

さすがにビーサンでは走れんな〜

 

 

ということで急遽予定を変更して

 

f:id:flyingtony:20180709172120j:plain

 

ギネスで乾杯

 

 

 

 

 

 

 

夏のアイルランド、、、、気持ちがいい。

 

 

 

 

 

ワールドカップ

ご多分に漏れず、観ていますFIFA ワールドカップロシア大会

 

タイミングの良い時は家やホテルやスポーツバーで観戦

 

仕事と重なった時は録画で、、、、

 

 

 

もちろん日本の応援をしているのですが、そもそもサッカー少年じゃないので

 

決勝トーナメントに進むための監督の采配とか

 

選手のパフォーマンスとか技術

 

にはあんまり興味がない私は

 

 

試合中もサッカー以外のところに目がいってしまうんです。

 

 

そう、、、、観戦席で応援している美女

 

f:id:flyingtony:20180630141014p:plain

 

ブラジル最高

 

 

 

f:id:flyingtony:20180630141113p:plain

ポーランドに行きたい

 

 

 

 

 

 

 

 

じゃなかった、、、、ピッチの外を囲んでいる広告に目がいってしまうんです。

 

こんなやつ ↓

 

f:id:flyingtony:20180630131605p:plain

 

 

コカ・コーラアディダスそしてVISAといった世界的に有名な企業が広告をだしています。

 

 

なので、ここで知らない企業名を目にすると、もうその会社が何の会社なのかが気になって仕方がない。

 

 

本田選手のコーナーキックから大迫選手が半端ないヘディングシュートをしていても

 

 

企業名が気になってもう試合どころじゃあない。

 

 

 

で、この写真一番左のWANDA、、、

 

 

てっきり日本の缶コーヒーの宣伝かと思いきや

 

f:id:flyingtony:20180630131132p:plain

 

どうやら中国っぽい

 

調べてみると、大連の不動産会社からスタートして今は世界最大の映画館運営会社で高級ホテルやショッピングモールを運営する複合企業だって。

 

ちなみにCEOがアジア一番の大富豪、、、、

 

 

 

 

あとよく出てきた宣伝が

 

f:id:flyingtony:20180630131104p:plain

 

調べてみると、ロシアにある世界最大のガス会社

 

半国営でガス田を自社で持っていて

 

採掘→生産→供給→販売

 

をすべて1社でやってるって、、、、すごいな〜

 

 

 

 

 

ちなみに航空関連でよく目にした広告がこちら

 

f:id:flyingtony:20180630131256p:plain

 

メジャーなスポーツ大会 = エミレーツ航空

 

のイメージしかなかったのでちょっとびっくり

 

今回のワールドカップでは一度もエミレーツ航空のロゴを目にすることがありませんでした、

 

 

 

ちなみに次回2022年のFIFAワールドカップ開催国はカタール

 

とうことで、万難を排してのスポンサーシップ獲得だったのでしょう。

 

 

 

 

 

こうやって広告を眺めていると純粋にサッカーだけじゃなく、ワールドカップを通じて世界的に景気の良い企業の動向が探れて興味深いです。

 

あと何億人の人達がこの広告を観てるんだろう?

 

どこの地域のどの年齢層の人たちに向けてこの企業はアピりたいんだろう?

 

とか一人お酒を飲みながらいろいろ考えを巡らせてしまいます、、、、試合そっちのけで。

 

 

 

 

 

ちなみに今回のロシア大会の分配金は過去最高の900億円

 

そのうち半分の450億円が賞金に使われ

 

グループステージ敗退でも参加賞として約10億円支払われるそうです。

 

優勝賞金は43億円、準優勝は32億円、、、、、

 

 

 

そりゃぁ他力本願になって自陣でボールだって回すし、敗退決まっても勝ってるんだから無理して攻めないって話です。

 

怪我したくないしね。

 

 

 

 

 

 

 

 あぁ、、、、ポーランド行ってみたい。