FLIGHT LOGBOOK

パイロットの日記

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政府専用機

ここ最近、毎日平均300アクセスだった当ブログのアクセス数が突然

5倍になりました。


これはどういうこと?って思ってアクセス解析すると、なんと「政府専用機」の検索でこのブログがヒットするらしい。

恐らくアルジェリアにおける事件で政府専用機が運航されたことで検索した方が多かったのだと思います。


ということで、私の分かる範囲ですが政府専用機についてちょっと書いてみようと思います。


政府専用機航空自衛隊支援集団隷下にある特別輸送航空隊により運航されています。

パイロットはもちろん現役の航空自衛隊パイロットで、

作戦部隊において戦闘機や輸送機を経験したパイロットの中から選ばれます。

以前は彼らの訓練は日本航空に委託され行われていましたが、破綻後に日本航空保有B747が退役したことから、現在は日本貨物航空に訓練が委託されています。


アメリカの大統領専用機(エアフォースワン)と比較されることがよくありますが、アメリカの場合は「大統領専用機」ということで大統領の公用、私用のために運航されるのに対し、航空自衛隊の「政府専用機」はあくまでも皇族、総理大臣の公用及び国際緊急援助活動、そして今回のように在外邦人の緊急輸送のために運航されます。


ちなみにこれら両国の専用機は導入された時期が1990年,1991年とほぼ同じなのですが

機種選定に際し、

故障が全て出尽くして信頼性の高い在来型B747(VC-25)を選定したアメリカ

貿易摩擦解消に当時新機種だったB747-400を選定した日本


それぞれの考え方の違いが露骨に出た選定結果でした。




最後になりますが、卑劣なテロ行為により亡くなられた日本人の方々に、心からお悔やみ申し上げます。