初めてのアブダビ
今月はシンガポールのボーイング訓練センターが大賑わいで、787のシミュレーターを使うことができないらしく
仕方なく?アブダビにあるエティハド航空の訓練センターにある787のシミュレーターで訓練をすることになりました。
ということで、人生初のアブダビ出張
アラブ首長国連邦と言えば、ドバイがあまりにも有名で
アブダビの名前が霞んでしまっていますが、実はここアブダビはアラブ首長国連邦の首都なんです。
首都というだけあって、整然とした街並み、整備された道路、、、さすが首都って感じの街です。
ホテルにチェックインした後は早速着替えてグランドモスクまでジョギング
本来、真っ白なモスクですが夕日を浴びてオレンジ色に輝いていました。
これを見ることができただけでもアブダビに来たかいがあるな〜、というくらい存在感のある建物。
あとは、フェラーリランドに行って、エミレーツパレスでアラビックコーヒーを飲んで、、、、、って、、、、あれ?何しに来たんだっけ???
ミャンマー旅行
他社でパイロットとして働く友人と偶然休日が重なったので、一緒に旅行に行こうということになり
男二人の無計画な海外旅行?
といっても、彼は仕事で何度もヤンゴンに来たことがあるので、彼に言われるがまま、、、
お寺巡りをしたり
ダウンタウンを散策したり
市場に行ったり
屋台飯を食べたり
戦没者記念碑を訪れたり
充実した4日間を過ごしてきました。
2011年に民政に移行し、2015年に総選挙を終えこれから外資を受け入れ発展していくであろうミャンマーは街中が活気が溢れていて、とても良い刺激になりました。
タイと同じ上座部仏教の国で国民の大多数が敬虔な仏教徒で穏やかな人が多く、とても居心地のよい町です。
また近いうちに再訪したいな〜
国境通過ジョギング
昨夜、ジュネーブで友人と食事に行き国境通過について聞いたところ
・2008年末のシェンゲン協定加盟以降はパスポートコントロールはない
・主要な国境には税関があるので、買い物して免税範囲を超えた場合は申告が必要
・スポットチェックでパスポートの提示を求められることがあるのでパスポートは必携
・緊急連絡先は常に確保しておくこと
だそうで、、、、
ということで朝から仕切り直しで
パスポート
社員証
CMC (Crew Member Certificate)
携帯電話
を持って国境を目指し勢い良く走っていきました。
結果
チェック無しで国境通過、、、、初めてのフランス入国はジョギングでした。
スイス〜フランス〜スイス
フレンチアルプスを眺めながらのノンビリジョギング
またお気に入りのコースがひとつできました。
それにしても島国で育った私には陸路で国境越えはとっても違和感ありました。
再びジュネーブ
左席に新人機長の訓練生、右席に教官訓練の訓練生
そして後方のジャンプシートに自分
という変則的な編成で再びジュネーブまで。
教官の教官というのは今の会社に転職して初めてなのでなんだか新鮮な気分。
だけど出発の準備の時にコックピットに入ってきたチーフパーサーが誰に最初に挨拶していいのか迷っていたり、
整備士が確認のサインを貰うのに誰にもらっていいのか迷っていたり、
ロードコントロールのスタッフが誰に危険物搭載のサインを貰っていいのか迷っていたり、、、、
コックピットの中に3名も機長がいると周りが非常に困るようです。
で、フライトは順調に進み綺麗なモンブランを眺めながら南からジュネーブに向けて降下を開始し
滑走路23に向けて精密進入
前の二人のやりとりを眺めながら、ふとアプローチチャートに目をやると
最終進入で国境を
スイス→フランス
フランス→スイス
と2回も通過
珍しいな〜、、、、こんなに国境をまたぐ進入。
国境をまたぐ進入、、、、、
国境をまたぐ、、、、
国境、、、、
そうだ!ジョギングで国境を越えよう!
と思いたち、ジュネーブに到着した後は早速着替えてジョギングへ。
勢い良く走っていったのですが国境付近でパスポートにスイス入国のスタンプが無いことに気が付き引き返して帰ってきました、、、残念。
Angeles City
少し遅い冬休みを終え、仕事に戻ってきました。
休暇明けの初仕事は初めてのAngeles Cityまで。
名前だけ聞くとアメリカの地方都市?って感じなのですが、
実はフィリピンにあるマニラの約80km北にある地方都市で
Clark International Airport
と呼ばれる空港があります。
1991年にフィリピン政府に移管されるまでは、海外にあるアメリカ空軍最大のクラーク空軍基地だったところです。
フィリピンは昔スペインの植民地だったこともあり、「エンジェルス・シティー」じゃなくて
「アンヘレス・シティー」って呼ぶそうで、、、、フィリピン出身の客室乗務員に指導を受けてしまいました。
ということで、天候も良く無事にアンヘレスに到着。
フィリピンの地方都市って感じの町ですが、アメリカ空軍が駐留していただけあって未だに繁華街には多くのバー、ホテルにはカジノ、、、、娯楽がたくさんあります。
ホテルの周辺は歩道がなく、路面の舗装状況も良くないので早々にジョギングを諦め、
真っ昼間からビールを飲んで現実逃避。
街を行き交う人を眺めながら、なんだか休暇の延長のような気分を味わうのでした。
初めてのジュネーブ
2017年の初フライトで初めてのジュネーブまで。
これまで何度かスケジュールが入ったことがあったのですが、訓練の都合でことごとくキャンセルになっていました。
今回は訓練便じゃないフライトに加えて副操縦士がフランス人というラッキーな組み合わせ。
スイスの公用語は
ドイツ語、フランス語、イタリア語、ラテン語とあるのですが、
フランスとの国境にある街なので必然的にフランス語が主に使われています。
ということで、到着後はクルーみんなでレストランにフォンデュを食べに行ったのですが
そこでジュネーブ地方の料理「マラコフ」(Marakoff)を発見
何か分からないけどとりあえずオーダーしてみたら美味しい、、、、
外側がこんがり焼けたパンみたいで、中はとろ〜りチーズ
店員さんオススメの白ワインとの相性が抜群でした。
もちろん店内での全ての会話がフランス語、、、、副操縦士大活躍です。
翌朝、早起きしてジュネーブ湖の噴水を見るために湖畔をジョギングするも朝早すぎて噴水がでていませんでした。。。。
仕方がないので市内の国際機関建物巡り、
アリアナ博物館
国際連合難民高等弁務官事務所 (UNHCR)
国際赤十字博物館
世界気象機関 (WMO)
いろいろな建物があるので退屈することもなくジョギングを満喫することができます。
あけましておめでとうございます
旧年中はブログを読んでいただき、ありがとうございました。
昨年も無事故無違反で何事もなく1年を終えることができました。
海外に住んでいると年末年始休みというものがなく、、、、普通に働いております。
大晦日は会社からの突然の呼び出しでシミュレーター訓練の教官業務
そして明けて元日もシミュレーター訓練と正月気分もありません。。。
今年も更なる飛躍の年にするため、日々心身共に鍛え安全運航を堅持しつつ来るべきバージョンアップに備えたいと思います。
読者の皆様のご健康とご多幸をお祈りします。
本年も引き続きよろしくお願いします。
平成29年 元日
あっ、もちろん仕事だけじゃなく今年も世界各地を走ります!
シンガポールの訓練センター
今回の出張は自社のシミュレーターがフル稼働状態なので
どこか他のシミュレーターを借りてパイロットの訓練をするのが目的です。
で、今回お借りしているシミュレーターはボーイング社の訓練センター(ボーイング社シンガポールキャンパス)にあるものです。
ここにはシミュレーターが
777x2機
737x2機
787x2機
そしてなぜかA320x1機
あって、横並びで稼働している状態を見ると壮観です。
シルクエアー、ベトナム航空、オマーン航空、スクート、それに中国の航空会社のパイロットが訓練に訪れていてカフェテリアではハンガートークが繰り広げられていました。
自社以外のシミュレーターを使って訓練するというのは、私にとって今回が初めてだったのですがなかなか興味深い経験となりました。
シンガポールはご飯も美味しいし、、、、半年に1回くらいならこういった訓練もいいな〜
シンガポールジョギング
とりあえずシンガポールらしいところをジョギング、、、、と思いたち
バスでマリーナに行き、ジョギング開始
走り始めた頃は珍しく青空が見えていたのですが、、、、
5kmほど走ったところで土砂降りの雨、まだところどころ青空が見えているのに、、、、
通り雨のような感じだったのでとりあえず、雨宿り。
15分ほどで小降りになったのでジョギング再開
更に3kmほど走ったところで、空が真っ暗に。
再び土砂降りの雨+半端ない雷
今度は雨宿りする場所もなく
とりあえず木の下で雨を凌いだのですが、、、、当然ずぶ濡れ。
30分近く待っても収まる気配も無く
ジョギングを諦め、ずぶ濡れのまま近くのバス停まで走って行きました。
バスでホテルに戻るも、遠回りのバスしかなく、、、、
もちろんバスの車内は冷房が半端なく効いていて
まるで冷蔵庫の中のよう。
ホテルに着いて熱いシャワーを浴びるも震えが止まらない、、、、低体温症?状態でした。
シンガポールの気候、、、、嫌いです。