世界に飛び出すパイロット
スケジュール変更に伴うカイロ往復フライトで自分の定期路線審査終了後、自社便の日本行きに飛び乗りました。
20時間近く寝ていなかったのとフライトの疲れが相まって、離陸と同時にウトウト。
気がついたら食事のサービスが終了していて、機内はノンビリムード
そんな中で隣に座っている男性と客室乗務員の会話が聞こえてきました。
聞くつもりはありませんでしたが、日本語の会話だったので会話内容が自然に耳に、、、
どうやらこの日本人男性、私が働いている航空会社に入社希望でパイロットとして受験に来そうで、
学科試験、面接、シミュレーター審査と順調に進み、後は日本に帰って結果を待つだけ。
この会話内容が聞こえたまま、隣で知らない顔をしているのも変なので起き上がって一応挨拶をすると
客室乗務員も男性もビックリ!
聞けば彼は日本の航空会社で副操縦士として働いているそうで、海外の航空会社に憧れて受験に来たそうです。
フライトの間、日本の航空業界との違い、海外生活について色々とお話をしながら帰ってきました。
なんだか5年前に自分が受験した時を思い出し、私も気分新たに頑張ろうという気持ちになりました。
無事合格して、世界に飛び出してもらいたいものです。