成田レイオーバー
最近、月に1〜2回しかフライトがなく時差の無い健康的な生活を送っています。
そんな中、パプアニューギニア人の新人副操縦士さんと一緒に成田までフライト
巡航高度に到達し、コーヒーを飲みながら少し雑談、、、、
私「今回は24時間ステイだから短いね〜」
パプアニューギニア人副操縦士「そうなんです、以前働いていた会社で成田には何度かレイオーバーがあったのですが1週間の滞在だったんです。」
私「まヂで?!」(゚〇゚;)
どうやら、パプアニューギニア航空で737NGに乗務していたらしく
3機あった737NGのうち1機が墜落し
残り飛行機が2機しかないので、成田は週に1便が精一杯なんだとか、、、
距離と時間を考えると成田まで乗務した乗員を便乗でポートモレスビーまで戻すこともできず、
仕方なく次の便が到着するまで成田に滞在ということだったそうです。
パプアニューギニアは以前、オランダ、ドイツ、イギリス、オーストラリアの植民地となり、太平洋戦争においては旧日本軍がラバウルやニューギニア本島まで攻め入った歴史があります。
一時的に旧日本軍に占領されていた北部地域には未だに戦争の傷跡が残っているという話を聞いて、いたたまれない気持ちになり、
こうやって平和な時代に生まれたことを改めて感謝するフライトとなりました。
それにしても成田に1週間、、、、自分だったら何するかな〜?