EFB
777ではオプションでの装備でしたが、787では標準でEFB (Electrical Flight Bag)というものがコックピットに装備されています。
この画面に電子化された航空機のマニュアル、チャート(エンルート、アプローチ)、離着陸性能計算、単位換算、エアポートマップなどなど、様々なものを表示する事ができるうえに、ここで計算した離陸性能をFMC (Flight Management Computer)に送ることによって離陸決心速度や安全離陸速度等を速度計に表示することができます。
エアポートマップはカーナビのように進行方向を地図の上にして空港全体の地図を表示することができますし、画面はタッチパネルになっていてまるでiPadがコックピットの中に標準装備されているような感じで非常に使い勝手が良いのですが、こういったものに慣れると自分が古い世代の飛行機に戻れるのかどうか少し不安になります。