放水開始
短いフランクフルトレイオーバーから無事に帰ってきました。
フランクフルト出発前にコックピットで飛行準備をしていると、地上職員が入ってきて大きな声で
地上職員「エッペさん(仮名)がこの便に乗っているので、ウォーターキャノンをしま〜す!」(^o^)ノ
私 「・・・」
副操縦士「???」
いや、、、、突然そんなことを言われても、、、
そもそもエッペさんって誰?
私「エッペさんって???」(;・∀・)
副操縦士「ウォーターキャノンって???」( ゚ε゚;)
どうやら
エッペさん(仮名)はフランクフルト空港で長年働いていたドイツ人でとても偉い人らしく、皆様から絶大な信頼を得ている方らしい、、、、
その方が、転勤でドイツを離れるんだとか。
ウォーターキャノンは消防車で放水するってことらしい。
離陸前にするというので、会社が了承していれば我々は問題ない旨を伝えて引き続き飛行準備。
搭乗完了で予定より15分程度遅れて出発。
エッペさんは管制官からも人気があるらしく、周波数を変える度に管制官から
「エッペさんの今後の益々のご活躍とご多幸をお祈りしています」
メッセージが、、、、
すごいな〜、、、エッペさんは〜、とっても周りから信頼されるとても良い人なんだろうな〜なんて考えていると
両脇に止まっていた2台の消防車から突然の放水が
放水量が尋常ではなく、突然前が見えなくなったので咄嗟にワイパーオン!
「・・・」( ´・ω・`)
機長側のワイパー動かない、、、
幸運にも操縦(地上滑走)していたのが副操縦士で彼のワイパーは作動
事なきを得ましたが、放水量、、、、もうちょっと抑えたほうがいいんじゃないかな?
コックピットに水をかけても、客席に座っているエッペさんからは見えない訳だし、、、、