初めてのラホール
アイルランド人機長とフィンランド人副操縦士の1年1回の定期路線審査のため
ジャンプシートに座ってパキスタン第2の都市ラホールまで。
少し前に「沈まぬ太陽」を読んでカラチに思いを馳せていましたが、
カラチを通り越してラホールに行くことになるとは思いもしませんでした。
そもそもラホールがどこにあるのかよく分かっていないし、、、、
今年の3月に市内の公園で自爆テロがあり、24名の子供を含む72名の方々が亡くなった事件はまだ記憶に新しいので、フライトの準備から終了までセキュリティに関しては十分に配慮して運航を行いました。
無事、ラホールに到着して1時間半で折り返し便の準備を完了しエンジン始動したところで、突然の
「左エンジン停止」
ジャンプシートに座っていた私も含め、コックピット全員
Σ(・∀・|||)ゲッ!!
思わず声を出してしまいました、、、、
機長はインターフォンで整備士と話し合い、再度左エンジンを始動してみることに、、、、
無事にエンジン始動完了し、特に問題もなさそうなので運航継続となり無事に家に帰ることができました。
よかった〜、、、、ラホール宿泊なんてことにならなくて。