機長認定審査
路線訓練の翌日にはもう機長の認定審査があり、再びドバイまで行ってきました。
お客様が搭乗完了し出発直前になって、自動操縦のシステムにトラブル発生!
整備と協議した結果、自動操縦無しで出発することにしたところで運が悪いことに他のシステムでトラブル発生!
とりあえずお客様にアナウンスをいれて、整備と協議するも2重のトラブルを抱えたまま出発できるかどうか誰も判断ができませんでした。
マニュアルには何も書かれていない状況、、、、
困ったあげく、上司に判断を仰ぐことに。
とりえあずコックピットの電話回線でアシスタントチーフパイロットに電話すると、
「電話だと詳しい状況が分からないので、今からそっちに行くから!」
だって、、、、
電話しただけで飛行機まで来てくれるなんて、、、、とっても現場思考な上司♡
+゚*。:゚+(人*´∀`)ウットリ+゚:。*゚+.
ところが上司が到着してコックピットに入ってくると、あら不思議!
トラブルが全て解消しました。
原因はある部分のソレノイドバルブの接触が悪くて、それが異なるシステムに影響を与えていたんだとか、、、
で、無事に審査に合格し晴れて777/787の機長となりました。
といっても暫くは787のみですが。。。
それにしても、電話しただけで現場に駆けつけてくれる上司なんて、惚れてしまいそうです。