待チ人ハ来ズ
夜のお仕事でジェッダへの路線審査フライト
審査を受けるのは777の教官機長で787への移行訓練を終了したとっても真摯なイギリス人
副操縦士は過去に一緒に飛んだことがある典型的なラテン気質のスペイン人
オフィスに出勤すると、既に機長が必要書類を揃えて準備万端
挨拶してライセンス類の確認を済ませ副操縦士を待つこと30分、、、、
こない
もう出勤時間を数分過ぎてるのに、、、、、
交通渋滞にでもはまってるのかな?
なんて雑談していましたが、とりあえず万が一のこと考えて
乗務管理の当直に電話連絡して本人の所在確認を依頼
数分して乗務管理から折り返し電話が、、、
「フライトの日を勘違いしていたようです、既にお酒飲んでるので出勤できません。代わりの副操縦士を手配したので、飛行機に行って待っていてください。」
あるんです、、、、こういうこと、、、、たまに
西へ東へ時差のある生活をしていて、いま何日で何曜日なのか分からなくなること。
ディナーを食べて、ワインを飲んでリラックスしているところに会社から電話かかってきて焦っただろうな〜
もっと焦ったのはスタンバイから呼ばれたイギリス人副操縦士だろうけど、、、、、
空港近くに住んでいる彼は30分くらいで肩で息をしながらコックピットに入ってきました。
で、このドタバタのなか無事に機長の路線審査は終了
私はだま〜って後ろでフライトの一部始終を見ていただけなので疲れはありませんが、、、、
機長も副操縦士も疲れただろうな〜、、、、今日のフライト。