雪解けのオスロ
出発前に飛行計画書を見ると
1 とにかくぶっ飛ばして早くオスロに到着すること
2 オスロは燃料代が高いので、出発地で最大に積めるだけ燃料を搭載すること
という運航管理者からの意図がはいった飛行計画書でした。
詳細を見ると
低高度で通常より速い速度で飛行
到着時は最大着陸重量で着陸
という感じ
基本的にエアラインの普段の運航では、安全を考慮した上で定時性と経済性を重視するので
「燃費の良い高度を燃費の良い速度」=「高々度で経済性の良い速度」
「不必要な燃料は搭載しない」=「到着時は最低限の燃料」
となります。
けど今回の飛行計画はまったく逆、、、、
飛行中、ついつい習慣になってるので燃費の良い高度に上昇したくなったり、ショートカットをリクエストしたくなったりするのですが、うっかり燃料を節約してしまうとオスロでの着陸重量が最大着陸重量を超えてしまうので燃料を節約できません。
なんだかとっても違和感を感じながら、最大着陸重量で定刻より15分早くオスロに到着
無事に任務を完遂することができました。
ホテルに到着したら速攻で着替えて雪解けのオスロをジョギング
太陽に照らせれて雪が眩しかったです。
走っている途中、珍しい飛行機のお腹も見れて大満足
気温10度!!
北欧の観光シーズン到来です。