アラブ人の若い副操縦士、ワリード君（仮名）と一緒に久々のコペンハーゲンまで、、、 クルーズに入って落ち着いたところでワリード君「あの〜、、、キャプテン、、、、ちょっと質問があるのですが〜」と弱々しい口調で質問してくるワリード君 私「何でも聞…

グーグルが自動運転車を開発したと少し前のニュースでありましたが、我々の職場であるコックピットも高度に自動化が進んでいます。たまに「自動操縦だから楽なんでしょ？」という質問を受けることがありますが、自動操縦のシステムを理解して状況をモニター…

スタンバイからのスケジュール変更で久々にブリュッセルまで。 訓練便では無いのでリラックスモードのはずが、副操縦士は機長昇格訓練が近いベテランだったので、フライト中は機長昇格訓練のように質疑応答をやってくれと、、、、 結局、リラックスすること…

引き続きエリーさん（仮名）の訓練でインドのデリーまで。訓練回数を重ねる毎に機長らしくなっていく訓練生を見ていると、こちらまで嬉しくなってしまいます。訓練に対しいつも真摯な姿勢で臨む彼女を見ていると、自分も初心に帰らないとって思ったり、、、 …

カナダ人の女性パイロット、エリーさん（仮名）の機長昇格訓練でオマーンの首都マスカットまで。考えてみたら今の会社に入社して以来、新入社員の機長訓練をしたことはありましたが副操縦士からの機長昇格訓練というのは初めて。今回は教官になって一年とい…

モスクワまで新人副操縦士の訓練フライトの予定がスケジュール変更でチュニスに、、、それも訓練フライトじゃなくなったので普通の副操縦士といっしょ。 ちょうど行ってみたいな〜と思っていたところだったので、とてもタイミングの良いスケジュール変更でし…

先日のシンガポール便、、、、フライトも中盤に差し掛かったところで若いオランダ人副操縦士、エドワード君（仮名）がエドワード君「トニーさん、うらおもて」私「何が？？？」エド「肩」私「かた〜？」 自分の肩を見ると 私「・・・」 (´・ω・｀)エド「いま…

先月に引き続き、新入社員副操縦士（オランダ人）の訓練でまたシンガポールです。日頃の行いの良い私は、今回も雲ひとつ避けること無くシンガポールまで一直線。輝く夜景を眺めながらチャンギ空港に到着しました。 到着後はローカルレストランでタイガービー…

毎月恒例になった羽田便副操縦士はイラク人のモハメッドさん（仮名） 過去の経験から外国人と一緒に働く場合、基本的に「宗教」や「政治」、「軍事」の話題は避けるのですが、イラン人と話をするとそのあたりは避けて通ることができません、、、、クルーズに…

ストックホルムからの出発時、雪がチラホラと、、、、地上に数時間滞在した機体の胴体や翼には薄っすらと雪が積もっていたので、出発時に機体に防除氷液をかけることになりました。 昨夜、夕方到着便のクルーが便乗で乗っていたのですが、そのアルジェリア人…

お休み＋３日間の自宅待機、、、、結局、会社から連絡があったのは下旬のモスクワ便がキャンセルになりチュニス便に変更になったというお知らせのみ。 ということで、４日間たまっていた本をダラダラと読んだりジョギングしたり、の〜んびり過ごすことができ…

新人副操縦士の訓練でシンガポールまで。珍しく航路上に積乱雲が無く、一度も避けること無く快晴のシンガポールに到着。 一眠りして朝からホテル近くの湖をジョギングシャワーを浴びて、昼からオーチャードでランチ、、、、そしてお買い物と充実したシンガポ…

少し遅い冬休みを頂いて、ちょっとノンビリと過ごしていました。 で、休暇明け久々のお仕事で羽田へ、、、 フライトを無事に終えて、１日お休みがあったので大学時代の同級生に案内され、１部上場企業の工場見学に行って来ました。 工場といっても飛行機とは…

再びウィーンへ、、、出勤すると副操縦士は珍しくスペイン人の女性ウィーンの天気予報を見ると雪で横風の突風という最悪の状況。 訓練便じゃないので、「ウィーンまで操縦やってみる？」と聞いてみたところ丁重にお断りされました。 仕方がないので、自分で…

新年の雰囲気もなく正月から普通にお仕事。副操縦士（ハンガリー人）の訓練でストックホルムへ、、、まだ入社したての新人さんで２７才と若いのですが、とっても勉強家何を聞いても的確な答えが返ってくるし、分からないことでも教えるとそれを吸収して更に…